犬のトリミング、耳のお手入れ方法(耳掃除、耳のケア)
愛犬の耳のお手入れくらい自分でしてあげたいですよね~
耳のケアを自分でできたら、トリミングサロンの費用も抑えられますし、病気の予防にもなります。ワンちゃんとのコミュニケーションもできます。
意外と簡単に出来る犬の耳掃除の方法と、おススメのお手入れグッズなどをご紹介していきたいと思います。
★はじめに要チェック!耳のトラブル
・耳垢がたくさんある
・湿っていて悪臭がある
・真っ赤になって爛れている
・腫れている
こんな症状がある場合は病院に行って見てもらってください。耳ダニ、感染症、外耳炎、マラセチア、中耳炎・・・かもしれません。
必ず獣医師の診断をもとに適切な処理・治療をしてくださいね~。
※耳のトラブルが起こりやすい犬種
垂れ耳のワンちゃんは耳の中が蒸れやすく汚れてしまう特徴があります。その中でも耳の毛が多いワンちゃんは耳垢が溜まりやすいです。定期的に耳の毛を抜いて、耳掃除をする必要があります。
・垂れ耳の犬種:ゴールデンレトリバー、ラブラドール、キャバリアなど。
・耳毛が多い犬種:シュナウザー、プードル、シーズー、ウェスティ、
リストにない犬種でも、耳のトラブルは起こる可能性があります。こまめにチェックすることが大切です。
★準備するもの
・イヤークリーナー(なければイヤーシートでOK)
・イヤーパウダー (必要!)
・コットンまたはイヤーシート(なければウエットシート)
・鉗子(使い慣れていなければ細い毛抜でもOK)
🐾オススメのお手入れグッズ
(ペットのお薬 うさパラさんのショップをご紹介)
●イヤークリーナー
●イヤーシート
●鉗子(ない場合は細い毛抜でも大丈夫かなぁ?)
★立ち耳のワンちゃん 耳掃除の仕方
立ち耳のワンちゃん(柴犬、チワワ、ポメラニアン、コーギー、ヨークシャーテリア、パピヨン、ボストンテリア、ミニチュア・ピンシャー・・・)
1、耳が動かないように固定します。(しっかりとおさえて下さい。)
2、綿棒にイヤークリーナーをつけて(ない場合はお水でOK)、軽く耳の中を拭いていきます。
(※強くこすらないで軽く拭いてください。優しく拭いてください・・・)
3、イヤーシートー(ウエット・シート)、コットン(湿らせて)などで耳の中、耳の回りをしっかりと拭いてあげてください。(※優しく軽く拭いてください。)
立ち耳のワンちゃんは、耳の中にホコリや最近が入りやすいので、定期的に耳掃除をしてあげてください。
★垂れ耳のワンちゃん 耳掃除の仕方★
垂れ耳のワンちゃん(プードル、シーズー、マルチーズ、ビーグル、ダックスフンド、ラブラドール・レトリバー、ゴールデンレトリバー、パグ、ビション・フリーゼ、キャバリア・・・)
垂れ耳のワンちゃんの中には耳に毛がたくさん生えていて、耳の奥が見えない場合があります。毛がはえているワンちゃんは耳の病気予防のため、耳の毛を抜く必要があります。
1、耳の毛を抜きます(耳の毛がたくさんある場合)
写真(家の子、クッキーの耳です。)
●イヤーパウダーを使用します。鉗子が滑らずよく抜けますが、耳の皮膚を挟んでしまう場合があるので要注意です!鉗子はトリマーでさえ耳を傷つけてしまう場合があるので毛抜の細いのを使用して一本づつ抜くくらい慎重に抜いていきましょう。
※耳が赤くなってきたり、犬が嫌がっている場合は無理をせず、少しづつ慣れさせていくようにしましょう。
※イヤーパウダーは直接耳の中に入れないように してください。
2、綿棒にイヤークリーナーをつけて(ない場合はお水でOK)、軽く耳の中を拭いていきます。(綿棒は湿らせて柔らかくしてください)
(※強くこすらないで優しく拭いてください。ワンちゃんの耳はデリケートです。)
3、イヤーシートー(ウエット・シート)、コットン(湿らせて)などで耳の中、耳の回りをしっかりと拭いてあげてください。
たれ耳のワンちゃんは定期的に耳掃除をしないと耳の病気になってしまいがちですので注意が必要です。 耳垢がひどく溜まっている、臭いなどの症状がある場合は病院で検査してください。
★ご褒美タイム
耳掃除が終わったら「よくできました!」と言って、 何度もわんちゃんを褒めてあげましょう。
耳掃除を嫌がるワンちゃんには、耳掃除が終わった後、「よくできました~と言ってご褒美(おやつ)などをあげましょう。」嫌な耳掃除だけど、ご褒美がもらえると思うとわんちゃんも少しづつトリミングに慣れてきます。
(※個人的なやり方ですが、これをすると良いことがあると思えるとワンちゃんも慣れてきます。)
★耳掃除の頻度
耳掃除はネットを見るといろいろ書いてありますが、2週間に一回くらいでいいかと思います。
外耳炎のワンちゃんは病院の診断のもと、先生に聞いてみてください。
家のワンコの場合、ミッキー(トイプードル)は外耳炎、マラセチアですが、週に一回くらい耳掃除をしてます。クッキー、ラビィは耳の病気はないので月に一回くらいです。
★耳掃除のまとめ
知り合いの人はワンちゃんの耳掃除、爪切りができなく常にトリミングに行っています。ポメラニアンなのに月に一回はトリミングに行き高いお金を払っています・・・
経済的に余裕のある方はいいですが、爪切りと耳掃除、肛門腺絞りなどは自分でできたほうがいいかと思います。ワンちゃんとの信頼関係もできますし、主従関係(上下関係)もできてきます。
犬が主人に唸ったり、耳を触ると怒ったり、爪切りをすると噛みついたり・・・トリマーをしていた頃にお客様からよく聞きました。これは主従関係ができていないからだと思います。
↑ ↑ ↑ こんなに怖い愛犬みたくないですよね
ある程度になるともうトリミングに行くしかないですが、もっと酷くなるとトリミングでも耳掃除、爪切りができなくお断りレベルになり、病院でトリミングすることになりますが、それでも暴れる犬は可哀想ですが、麻酔をしてトリミングするしかないのです・・・
そんな可愛そうなことを愛犬にさせたくないですよね。
最初はなかなかおとなしく触らせてくれないかもしれませんが、慣れるまで根気強くお手入れをしてください。わんちゃんとの主従関係もできてきますし、コミュニケーションにもなります。
ワンちゃんとお話しながら、たくさん褒めてあげると慣れてきますよ~!
耳のケアでわからない事、聞きたい事などありましたらご連絡ください。
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